"「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだから。"
マタイの福音書 5章3節
今日のみことばは、自分には何もできない、と知っている人は幸いだと言っています。
この世の考えとは違いますね。
私も30歳の頃は、自分には何もない、できないと思ったことがあります。今日の聖書は、そのような人は幸いだと言っています。
私たちの罪のため、身代わりとして十字架にかかられたイエスキリスト。私は何も出来ない。そこから神様の業がはじます。
癌の病の母のことです。抗ガン剤の副作用が大変でした。自分も出来る限りのことをしました。
ある日の通院は丸一日かかりました。母も疲れていて、投げやりな言葉が出てきました。そんな疲れ切った母親に自分は、何も出来ない、何もしてあげられない、と泣きながら神様に祈りました。
無力を感じていました。しかし、その時、聖書のことば、使徒3:6「金銀は私には無い。しかし、ナザレのイエスキリストの何よって歩きなさい。」の御言葉が心に響き励まされたのです。このみことばで、本当に力を頂くことができ、そこから、母親の救いと癒しという神様の栄光が現されていったのです。
牧師