これは「みことばせんべい」というお菓子です。
みことば、とは「聖書の言葉」のことです。
なんと、おせんべいに聖書の言葉が焼印されているのです。
私は障害者団体の事務局をボランティアでしておりますが、その加盟団体の一つに、カナンの園(岩手県二戸市)という社会福祉法人があります。
キリスト教の教えに基づいて障害児-者の育成を行なっています。授産施設を幾つも運営しています。
「みことばせんべい」はカナンの園で48年前に作られました。それが、有名な作家の三浦綾子さんに紹介されて、今も岩手県の人気商品になって、全国的に販売されています。
48年前、障害者のSさんには、一生懸命やるのですが、どの作業もうまくいきませんでした。
しかし、この施設は、障害者を施設に合わせるのではなく、障害者に施設をあわせるという理念を持っていました。
複数の熱心な職員の助けもあり、Sさんは粉だらけになりながら、パンやおせんべいを作れるようになりました。
聖書には「人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる」(マタイの福音書4章4節) という言葉があります。
この言葉がヒントになり、聖書の言葉を焼印したせんべい🍘が出来上がりました。
私たちは、聖書の言葉によりイエスキリストを信じることによって救われるのです。
それを考えると、「みことばせんべい」は大切ですし、素晴らしいですね。
ぜひ、カナンの園に「みことばせんべい」を注文してみませんか(^^)
牧師