昨日、映画「沈黙ーサイレンスー」観てきました。
13年前、うつ病にかかりました。甲状腺の病気の発症が解られなく、身体の極度の疲労からうつ病が急激に進みました。
しかし、「4か月の薬の服用と、充分な休養」との専門医の診断に必ず良くなれると希望を持っていました。
が、様々な事由により、なかなか休養に入れませんでした。
立ちくらみやふらつきなどの甲状腺の病気の症状もあったので、完全休養と内科(甲状腺)の受診が望ましかったと思いますが、難しい状況でした。
短期間に症状が進み、5分10分のうたた寝さえも出来ない、というか眠れた感覚がない完全不眠状態でした。食べ物は全て砂利の感覚。絶え間無く続く激しい焦燥感と無意味な罪悪感。自分自身の存在をも忌み嫌ってしまう思い込みから24時間離れられませんでした。身体は一時的な甲状腺機能亢進症になっていて、食べても食べても消耗する状態なのですが、うつ病の悪化で次第に食欲がなくなり、生気が失われていきました。
内分泌と精神の病なので、傍目には理解しがたいことですが、「沈黙」の拷問のように恐怖と苦しみに追い詰められていきました。約半年間、耐えましたが限界がきてしまいました。最悪の形での終わりを実行しかけた時、神さまが助けて下さいました。その夜、実行を迫る激しい圧迫感に襲われましたが、守られ、心に平安が与えられました。
程なくして、療養が出来るようになり、お薬の服用と休養で約4か月でほぼ通常の生活に戻ることが出来ました。
神さまは沈黙しておられません!
病や苦しみ、困難はゆるされますが、助けて下さいます。本当の真実の神さまは信じる者を見放しません。
薬の服用は、再発防止の為に2年間と医師から言われていましたが、胃腸障害が甚だしく、睡眠導入薬以外は4か月程だけの服用となりました。通院の帰り車を追突され、むち打ちになってしまったことで通院出来なくなりましたが、手持ちの薬だけで程なく睡眠導入薬も不要になりました。以来13年間、再発していません。
苦しみの症状が激く、フラッシュバックを恐れ、このように文章に表せるまで13年掛かりました。あの数ヶ月、家族や周囲にも大変な思いをさせてしまいました。
癒されてからもつらい事、心の傷、震災での大変な事も経験しましたが、守られています。
病の方は病院に行って下さい。
また、教会にはいやしがあります。
教会の守りと恵みで、いやされ続けていると思います。
-------彼の打ち傷によって、私たちはいやされた。 イザヤ書53章5節
-------また、病人に手を置けば病人はいやされます。 マルコの福音書16章18節
S.S